ちょっと色々考えてみたよ

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僕の新作

灼眼のシャナ?OP[JOINT]をアコギで弾いてみた

この動画で音に対してのコメントをいくつか頂いた。内容としては「高音がもっと前に出た方が良い・聞こえない」というもの。確かに今回は中低音を重視した音作り。エフェクトもそちらを重視している。


今回カバーした曲「JOINT」かなり激しい曲、テンポ的には180ぐらい。そして絶えずドラムとベースの弾幕のような演奏、さらに絡みつくようなヘビーなギター。これをギターで表現するにはどうすればいいのか。


アレンジは激しさとテンションを重視するためにメロディとベースを主にしヴォイシングは指を使わずにそしてすばやく動けるようにした。その代わりに右手は常にボディヒットとストロークとネイルアタックをし曲に勢いを補充。


ただ、コレだけでは何も表現できていない。今僕にある録音技術でいくらしっかりと録音してもネイルアタックの「チャ」という音が大きくなり、ボディヒットの「ドン」という音が消える。ネイルアタックの「チャ」はスネア。ボディヒットの「ドン」はバスドラ。それらを表現したくて取り入れた。この2つの音と、重いベース音が聞こえない「JOINT」を弾いたとしてそれって「JOINT」なのか…そんな感じのアレンジであればバラードアレンジすべきではないだろうか。
勢いも全く要らず、曲のメロディが引き立つような感じでヴォイシングも構成すれば良い、ヴォーカルの川田さんは相当声が高いからEQで中高音を少し引き上げればいいのではないか。そしてバラード曲のソロギターらしくリヴァーブをちょこっと深めにかける…メロディも綺麗なので多分綺麗なバラードが出来ると思う。でも、それって「JOINT」なのでしょうか。いや、「JOINT」に変わりは無いですね。言い方が悪かった…

ソレは僕が知ってる「JOINT」なのだろうか?


僕の飲み込んでる「JOINT」はベースとドラムがちょっとエグくてかっこいい「JOINT」
しかし、リスナーが求める「JOINT」は高音のメロディが綺麗に聞こえる「JOINT」


言い方を変えると


僕の飲み込んでる「JOINT」は重低音重視
リスナーの求める「JOINT」は中高音重視


どっちが正しいのでしょうか…


確かにネイルアタックにより「リズム」は表現できている。別にバスドラがなくたって曲は出来る(ソロギターの場合)しかし僕はそこを表現したい。でも、リスナーの求めるの物は違う。でも独りよがりにはなりたくない、もっとたくさんの人に聴いてほしい。


すべてを迫力あるように出せればいいのでしょうけど、僕は重低音がないと「JOINT」が成り立たないと思っている…むしろドンシャリがいいのだろうか…


感性の違い、曲の受け取り方の違い、仕方ないことだとはわかる…


いつも音では悩んでしまう。自分の表現したいことがリスナーの望む形と違うとき…商売をやっているならリスナーの望むような形にすべき…しかしここは仕事ではない。といって独りよがりになり、付いてきてくれる人のみに目を向けて、「好みじゃないなら聴くな」なんて自分を何様だと思うようなやり方も嫌だ。


わがままなのはわかってるんです。でも、ライブをするようになってもう5年…ずっと悩み続けている。
好きなようにやって、たくさんの人に聴いてもらえて…そんな甘い世界なかなかないものですね。
僕にもっとたくさんの物を持っていればどうにかできるのかもしれない…ひたすら頑張るのは変わらないけど、何を見ればいいのかなぁ…


うだうだ書いてすみません(;´∀`)
良い機会だと思ったのでちょっと相談したい気分で書いてしまいました。

明日はいつもどおり書くよ(´・ω・`)