僕が影響を受けた漫画

今日はいつもと違うが、マンガの紹介をしたいと思う。今日は高橋しんさんの作品について書こうと思う。

高橋しんさん

高橋 しん(たかはし しん、本名、高橋 真(たかはし しん)、男性 1967年9月8日 - )は、日本の漫画家。北海道士別市出身。コミックスを出す際は雑誌連載時と同じではなく、細部にわたる加筆修正や新たに全書き下ろしなど大幅な手が加えられる場合が多い。

最終兵器彼女

僕が高校時代に友人が進めてきた漫画最終兵器彼女当時主人公である「ちせ」と「シュウジ」は僕よりも2つだけ年上だった。年齢設定が近いこともあり、僕はその作品を好きになった。物語は、普通の高校生活を送っていた「ちせ」と「シュウジ」しかし、戦争が始まり二人の間はどんどん変わっていく。世界の変貌に巻き込まれながらも必死で生きてゆく彼らの命を商店とした作品。そこから僕は「人」「愛情」「命」というものを感じた。まだソロギターはあまり弾くことが出来なかったが、「この場面にはどんな音楽が合うだろう…」そんなことを考えながら読む「最終兵器彼女」が好きだった。
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きみのカケラ

最終兵器彼女の次に僕が読んだ高橋さんの作品。終わりのない終わりを迎えるだけの世界に生きる「女王」の「イコロ」と記憶を無くして生きる「シロ」の物語。終わりしかないことを知って必死で生きる人々、諦めて堕落する人々。そんな世界に生きる廃りの小さな物語。この作品は今でも続いており、早く単行本が出ないか待ち続けている…この作品でも「何処にどんな曲が合うか」といつも考えてしまう。「きみのカケラ」ではたまたま流していたkanonの音楽が良く合った。流石Key

きみのカケラ 6 (少年サンデーコミックス)

きみのカケラ 6 (少年サンデーコミックス)

トムソーヤ

今日買ってきた作品。しまったなぁ…結構前に出てたんだ…ちゃんとチェックしてなかったから今頃買ってしまった_| ̄|○ il||li物語は母親の葬式のために急に田舎に帰省した美大生の「ハル」と夏休みの間だけ親の仕事の都合により都会から田舎のおばさんの家に泊めてもらっている「タロ」と小さな港村の物語。とても物語のテンポが良くていつの間にか読み終えてしまった。夏を意識した爽やかさと、何処となく懐かしい感じがとても心地よい。そんな中で事件が起き、主人公を巻き込んでゆく。験しに今回は「AIR」のサントラをかけながら読んでみたが…バッチリだった。Key凄いな…特に「川」と「縁」が丁度良い場面で流れたので、感動していた。

トムソーヤ (ジェッツコミックス)

トムソーヤ (ジェッツコミックス)

そうだね…

僕は高橋さんの「絵」が特に好きだ細い線で華麗に描かれた人物と風景にはいつも吸い込まれてしまう。何に例えればよいか…そう、今にも消えてしまいそうな小さなろうそく。でも、しっかり燃えている。火を灯している。「ここにいるんだ」と。小さいけれど強く。そんな絵だからだろうか…僕は吸い込まれてしまって、話も凄く良くて。特に「最終兵器彼女」は恋愛をしたことがなかった僕にはあまりにも衝撃的だった。いやぁ…もう大好きだ…